あ お ぞ ら

「前より優しくなったね。」

君が言う

大きくなったぼくの気持ちを感じているのだろう


ぼくに出来ること

してあげたいこと

溢れ出してとまらない

何にもかえられない君の笑った顔が愛そのものなんだ


君が久しぶりにつけてくれた指輪

ぼくもつけるペアリング

前よりずっとずっと重いよ


君の言葉より君の想いを信じて

君の言葉より君の笑顔を喜んできたこと

今を結びつけてくれたと感じるよ


悲しみをすぐ涙にかえれない君は ときどき一人でいなくなる

そんな時はじっと待ってる

またふらーっと戻ってくるだろう

 きっと


矛盾を上手く解せない君は ときどき一人で旅に出る

そんな時は同じ場所で待ってる

またべらべらしゃべりだすだろう

きっと


ぼくは見守ることをおぼえた

君を守るため

君の中の君を引き出すため

純粋な君が楽に生きられるように

守り続けていくから


君の笑顔をつくれたから

ぼくに出来ることがあると、君をもう離さない


君が笑って

嬉しすぎて

ぼくは悪い夢を見なくなった


君のたのしいがぼくのたのしいに

君の笑顔がぼくの笑顔に

そんな幸せ 本当に見つけた


今日も美しい空が広がっている

君も見てるだろう

このあおぞら

届いてるだろう

このあおぞら