ほんのり色づいた桜色で広がる足元はまるで砂浜みたいで
熱い熱い太陽はどこ? 探してみる
だけど今は優しすぎて気づけない
こうして時々夏は突然還ってくるの
桜の木を見上げたら 美しい青空が広がり
空の青色も芽生えていた桜の緑色も 太陽と同じで優しい
とても強くはないけど 色褪せることなくいつまでも胸にしまっておける気がしたよ
春が終わった後に来る夏は 強烈に強くてあっという間に去っていく
胸にしまっておくにはとても強すぎて痛むね…
強さに比べて優しさはなかなか気づけなくて見失いがちだけど
私の傍にはいつも春の優しさがあって
見上げたら美しいものが広がり
うっすらが差し込む光で背中をあたためてくれる
そんな春にずっとずっと守られてきているんだね
ありがとう 春が好きだよ
鮮やかな色して私の中で生き続ける春を愛してる
私も色褪せることなく そっと背中をあたためたいな
胸の中でも生き続けられるよう 春のような優しさ届けたい