邪悪

時の絨毯に魂を乗せ旅をしてみる
希望を見失い、体だけ浮浪している僕がいた

受け入れるのが怖いから。
戦うのが怖いから。
己を見るのが怖いから…

ついには僕の体が樹海を彷徨い、渦巻いた泉に引きずり込まれていく・・・。
光が遠ざかる

「苦しい…、離しくれ…」

《あぁ僕は生きたいんだ》