夜景を見ると あなたのことばかり考えてしまう
となりで見てるとき 「何を考えているの?」 「映す世界にあたしはいる?」
すぐそばにあるあなたの横顔をのぞいたら あたしの心はそれだけでいっぱい
離れて見るとき 出逢えた奇跡にぼーっとする
ほんの点でしか光らないあたしを見つけてくれたことで泣けちゃうよ
あなたがつくったとってもあったかいところ そこから逃げだし迷子になったあたしは
シャボン玉みたいに壊れやすいまま 風船みたいにふわふわ飛んでいった
さまよって見失うほど 人のマネばかり
いろんな色が混ざり合ったあたしはむずかしい色してたのに…
あなたは面倒だと思いながらも “きっと離さないでいてくれる”
そんなおかしな自信があたしの中にあったから
あたしはもっともっとワガママになったわけだけど 信じることをやめなかったんだよ
「愛せない?」けど「愛されたい。」
どこにいても いつになってもあなたの一番でいたい
だけどこんなあたしだからさ あなたもいつも不安がいっぱい
「愛の中はどちらかが引っぱることなく 想いに頼ることもない
穏やかなところなんでしょう?」
あなたにふれることない道は歩いていてもつまらないんだね
しっとりと続くあなたの愛だけは途絶えないであってほしいと願ってる
何気ない時にあなたを感じているあたしがいて 伝わる愛があるのに
「求め合わないとキモチっていつかは終っちゃう?」
「話したらわかり合えるの?」
こわいよ… いつもの臆病が邪魔して先を見えなくするから
景色はやがて美しい朝焼け 光は見えなくなるように
あなたからあたしが消えたらいやだよ 消えたくないの
「あたしは幸せになれる?」音のない声をもらす
「友達?」「恋人?」「その間くらい?」
……頭ばかりで考えるのはよそうか
もっと甘えて あなたの中で泣いて笑ってしまおう
そしたらあたし 絶対にしあわせだから
「あなたも しあわせでありますように。」