砂時計

            星空の下に小さな私と、小さな君がいる

 
            あの時はあの時ですごく必死だったんだ。
   大きくなった私に映った君も私も、幼かったものの、確かに輝いていたんだね。

      変わってしまったもの、変えてしまったものは、時なんかじゃない。

    他のなんにでもない私自身なんだよと、ずっと変わらぬ星は教えてくれる