あのね、あのね、 話が尽きなくて困っちゃうの
つい声がおっきくなって 隣に座った人ににらまれたっけ
だってすごく嬉しいからさ、 きっとまたやっちゃうよ
そしたら次はあたしの口を押さえてね
なんで、なんで、 よくあくびするの?
「もぉー」と思いながら あたしはあなたの口に手をあてたっけ
だって「つまらないの?」 気になるんだもん
きっと「安らいでるからよね?」 そんなあなたがすごくかわいい
夜になるとそっと涙を流すあたしを見て
「こわい夢を見たんだね?」と、あなたは頬に手を寄せてくる
せつなくて泣く時も同じふうに聞いてくれるのは あなたの優しさ
「わかっているよ。」
絶えることなくそそがれる愛が あたしを優しく可愛いくしてる
よく家をあけるあなたへ おまじないのかかったおくりもの
「寂しくないよ」と、あたしが強がり言えたのは
二人で聞いた曲がたくさんあるから
「知っていたでしょ?」
イヤホンをすればあたしとあなたの世界でいっぱいになること
「おかえり」あたしが迎えて
「ただいま」あなたが帰るの
久しぶりに聞いた心臓の音で
夢から醒めて夢より幸福へと導いて
悪いクセが出ないように あたしはけっこう気をつけてるけど
「そういうところ好きだよ」と、あなたはふと口にする
びっくりしたけど嬉しくて なんだかニヤケてしまったよ
「バレてるのかな?」
あなたも一緒に笑ってくれたね
「おかえり」言うのがしあわせ
「ただいま」の声が好き
久しぶりに言う「愛してる」も久しぶりに聞く「愛してる」もすごくすごく愛しくて
このままあたし あなたを好きでいられたらいいな
それでさ あなたもあたしを好きでいられたらすごくいいな