みんながこぼれ落ちないように 私は両腕が痛いくらいたくさんのモノを抱えようとしてきた。
だけど、時間が経つほど それはだんだん隙間から抜けていっては逃がしてしまう。

みんなが笑えるように 私も絶え間なく笑うようにしていきた。
だけど、心の声を聞くほど みんな響くものが違うから 真っ直ぐじゃないと伝わらない。

繰り返していく日々の一部のことでした。
ぼーっと窓を開けて空を仰いでみる…

あの目に映る景色を覚えた時から
この世界に無情を感じると同時に 良い諦めを覚えたのかもしれない。

今はもう変わらない。
野原に咲く 一番近くにある花を守っていたい。

大切にしたいもの