たそがれ

空の蒼がザクロ色した夕焼け空に変わり、やがて陰をまとった夜を迎える。

夜じゃないと星は見れない?月は見れない?
まるで貴方は月見草

双葉の片方はそっと散り、私は一人ぼっちになった

残るのは綺麗なものばかりで・・・
貴方を忘れる薬があるならば、この涙が乾くまで与えて欲しい

幸せへの近道があるとするならば、もう一度あなたにぎゅっと抱きしめてもらうことだろう