月
人間が溢れている街
人間が作ったでかいビルがあちこちに立ち並び、必要以上に眩しすぎるくらいの電気に囲まれている街
自分達が作った機械に動かされてる人々
気が付けば、また今日も始まっていて、現実から逃げようとしている
「もう疲れたよ・・・。」
なんでだろ・・・また漫画を読んで、音楽を聞いて、パソコンと向き合っているよ
それでもパソコンを開いて他人の人情感溢れる言葉に涙したりする
逃げても逃げても追いかけてくる月は現実とどこか似ていて、覚めない夢などないと訴えかけてくる
なにも飾らない月は今日も真っ直ぐと僕を見つめている
「飾らなくても胸を張れる人間になりたいな」
「飾らなくても自分は自分なんだと堂々と生きたい」
「自分で自分の道を歩もうよ!!!」