夕べのこと
気持ちよく寝てたのに!!
受話器をとれば またあいつ
たいしたことないのは分かっていながら 「用件は?」といつも聞く僕
「あのコと喧嘩した。」と彼からの相談
「またかよ」とあきれながらも話聞く
あくる日のこと
友達と楽しそうにおしゃべりしながらやって来る彼女を見かけた
目に入るのは相変わらず 光るものがついた薬指
友達だから?
あいつは知らない
そこでいつもガッカリする僕がいること
彼らにとって言い争いなんて今じゃ些細なもので
こんな日に限って指輪の輝きやけに強い気がするんだ
今夜はゆっくり眠らせて・・・